2009年11月12日
登り窯 詳細
お客様に承諾をいただきましたので、今回は先に案内した登り窯の紹介をいたします。
場所は長崎県波佐見町の国史跡、「畑ノ原窯跡」です。
1600年前後に作られた窯で、一度復元されたのですが、長年の使用によりずいぶん傷んでいました。
それを今回補修させていただいたのです。
最初はこんな感じ↑でした。
それを解体して・・・
土台だけの状態がこちら↑
↑そこにレンガで新たな窯を築いて行きます。
元々は昔の製法に習い、土だけで作られた窯でしたが、今回は「外観はそのままに、内部を現代の技術で製作する」というお客様の意向により、レンガを用いています。波佐見町の学校の生徒さんたちが実際に使って、陶芸を体験しておられます。
完成したレンガのベースがこちら↑
そこに土をかぶせると、登り窯の完成です。
まだ土が乾いていない状態ですが、何やらチョコレートみたいでおいしそうです。
これを1ヶ月ほど寝かして乾燥させ、さらに火を入れて乾燥させます。
これで全て完成しました!
7月に解体を始めてから、完成、引渡しまで2ヶ月かかりました。
手間がかかる分、出来上がった時の達成感は大きいです。
(僕が言うのも何ですが・・・)とても立派に完成しました。
よろしければ一度ご覧ください。
場所は長崎県波佐見町の国史跡、「畑ノ原窯跡」です。
1600年前後に作られた窯で、一度復元されたのですが、長年の使用によりずいぶん傷んでいました。
それを今回補修させていただいたのです。
最初はこんな感じ↑でした。
それを解体して・・・
土台だけの状態がこちら↑
↑そこにレンガで新たな窯を築いて行きます。
元々は昔の製法に習い、土だけで作られた窯でしたが、今回は「外観はそのままに、内部を現代の技術で製作する」というお客様の意向により、レンガを用いています。波佐見町の学校の生徒さんたちが実際に使って、陶芸を体験しておられます。
完成したレンガのベースがこちら↑
そこに土をかぶせると、登り窯の完成です。
まだ土が乾いていない状態ですが、何やらチョコレートみたいでおいしそうです。
これを1ヶ月ほど寝かして乾燥させ、さらに火を入れて乾燥させます。
これで全て完成しました!
7月に解体を始めてから、完成、引渡しまで2ヶ月かかりました。
手間がかかる分、出来上がった時の達成感は大きいです。
(僕が言うのも何ですが・・・)とても立派に完成しました。
よろしければ一度ご覧ください。
Posted by 水野キルン at 10:23│Comments(2)
この記事へのコメント
ワンダフル!!ファンターステック!!ですね~~~!!
有田の子供たちにも、”登り窯”がほしいです!!それに、(天狗谷あたり?)に観光の方にぜひ、見せてあげたいです。水野キルンさん、よろしくおねがいします。
有田の子供たちにも、”登り窯”がほしいです!!それに、(天狗谷あたり?)に観光の方にぜひ、見せてあげたいです。水野キルンさん、よろしくおねがいします。
Posted by mary at 2009年11月13日 13:00
そうですね。
有田にも「実際に子供達みんなが使える登り窯」があるといいですね。
波佐見の生徒さんたちもワイワイ楽しそうに焼いておられましたよ。
有田にも「実際に子供達みんなが使える登り窯」があるといいですね。
波佐見の生徒さんたちもワイワイ楽しそうに焼いておられましたよ。
Posted by 水野キルン at 2009年11月26日 16:16